女性が多い職場のメリットとデメリット
女性が多い職場のメリットとデメリット
フリーターから正社員になろう、と就職活動を始めた時。
求人を見ていて、職場の雰囲気や女性がどれくらい多く活躍しているか、といったことが気になる方も多いと思います。
女性が多い職場のメリットとデメリットについて、ご紹介しています。
女性が多い職場ってどうなの?
「女性が多い職場」と聞いて、どんな事を思い浮かべますか?
メリットの方が多そう、デメリットもありそう。
人それぞれ、女性が多い職場に対して色々なイメージがあるのではと思います。
- 人間関係が大変そう
- 陰湿なイジメがありそう
- 派閥争いとかありそう
とネガティブなイメージを持っている人もいれば、
- ワイワイ楽しそう
- 歳の近い同僚と友達になれそう
- 男の目が無くて楽そう
といったようにポジティブなイメージを持つ人もいるでしょう。
人それぞれの性格や考え方にもよるとは思いますが、体感的には「女性が多い職場が好き」という女性よりは「女性が多い職場は苦手」という女性の方がやや多いような気がします。
男性が多い職場、女性が多い職場、男女同じくらいの職場と色々ありますが、男女比によって職場の雰囲気って結構変わりますよね。
果たして女性にとって同性が多い職場というのは働きやすい環境なのでしょうか。女性が多い職場のメリットやデメリットについてご紹介したいと思います。
女性が多い職場で働くメリット
女性の働き方に理解がある
働く女性には女性特有の悩みや事情があります。具体的には生理痛による体調不良や、産休・育休のこと、子育てについてなどですね。
男性が多い職場の場合こういった事に対してあまり理解を得られないことも多いので、育休を取得しづらかったり急な欠勤・早退を認めてもらえない事があります。
しかし女性が多い職場なら同性同士、女性ならではの事情を理解してもらえるので、色々と融通が利きます。これは女性にとって非常に働きやすい環境と言えるでしょう。
華やかな雰囲気がある
男性ばかりだとむさくるしい感じになってしまいますが、女性が多いと何となくぱっと明るい雰囲気になります。
また休憩室や給湯室なども散らかさずにキレイに保たれていたりして、こういった所も男性ばかりの職場とは違った感じになる事が多いですね。
同性同士仲良くなりやすい
女性ばかりの職場だと同性同士話が合ったりして、仲良くなりやすいです。
特に同世代の若い人が多いと共通点も多く、恋愛話で盛り上がったりしてまるで学生時代かのようなノリで仲良くなれることもあります。プライベートでも友達として付き合う人も少なくありません。
また自分の母親くらいの年代の人達が多い場合は、仲良くなると子供のように可愛がってもらえるので非常に居心地が良いです。
女性が多い職場で働くデメリット
人間関係が複雑
先ほどのメリットでは「同性同士仲良くなりやすい」ということを挙げましたが、その一方で女性同士が集まるとどうしてもマウンティングが始まってしまいます。
そういうの面倒臭い、という考えの人ばかりなら純粋に仲良くなって良い関係となれるのですが、そうもいかないケースの方が多いかもしれませんね。
「いつも彼氏の話ばかりしてくるけど自慢?」
「イケメン社員に色目使っちゃってキモイ」
「あの子だけえこひいきされててムカつく」
といったように、ちょっとした言動がきっかけですぐ嫉妬や妬みの対象にされてしまいます。
そのため普段から言動には注意しなくてはいけないし、いじめの対象にされないようお局様のご機嫌取りもしなくてはいけません。
また女性はすぐグループを作りたがる性質があり、派閥が出来やすいです。派閥があると人間関係が非常に複雑になります。
女性ばかりの職場のすべてがこうではありませんが、決して珍しいケースでもないということは言えます。
公私混同する人が多い
女性には仕事とプライベートを混同するタイプの人が多いと思います。
女性が多い職場では、上下関係がはっきりしている男性が多い職場とは違って先輩や上司ともフランクに付き合いやすいですから、プライベートな話をする機会も多くなります。
するとプライベートで何かあった時や、相手に嫉妬や妬みの感情が生まれた時、権力を行使して嫌がらせをしてくる事もあるんですよね。
またお互いのプライベートに干渉してくるだけでなく、例えば彼氏と別れた、失恋したといった個人的な事情が仕事に多大な影響を及ぼすことも少なくありません。
元気が無くなるくらいならともかく、彼氏と上手くいかないからといってすごく機嫌が悪くなって周りに当たり散らしたりする女上司もいます。
このように仕事とプライベートの境界線が曖昧というか、オンとオフの切り替えが苦手な人がよくいるというのも女性ならではかな、と思います。
男が絡むと怖い
女は男が絡むと怖いです。すごく仲が良かった友達同士でも男関係のいざこざがあると関係は一気に悪化したりしますが、それは会社でも同じです。
女性の割合が多い職場なら数少ない男性社員、女性オンリーの職場なら本社社員や取引先の男性社員に対しての態度には細心の注意を払わなくてはいけません。
自分には全くその気が無くても、ちょっと話してただけで「色目使ってる」なんて陰口をたたかれることも珍しくありません。
女ばかりの職場に向き・不向きはある?
女性ばかりの職場で働くことのメリット・デメリットを挙げてみましたがいかがでしょうか。
職場に限らず、女性が集まる環境ではどこでも大体似たような感じになります。女子校なんかもそうですね。なのでこれまで女性が多い環境にいたことがある人は、そこでの事を思い出してみましょう。
その時に「やりづらいな、嫌だな」と思った方は、女性が多い職場もあまり向いていないと思います。女社会の怖さや面倒臭さやにうんざりしてしまうのではないでしょうか。
一方で、もし「あの時は楽しかったな!」と思ったなら、女性が多い職場でも居心地良く過ごせると思います。女社会で生き抜く術を身に付けているか、同性から好かれやすい性格の持ち主なのかもしれませんね。
ただ、女性といっても色々なタイプがいますから、その集団がどんな女性達で構成されているかによっても状況は全然違います。だから一概に女性が多い職場はどうこうとは言えない部分もあるんですよね。
そのためもし過去に女性が多い職場で痛い目にあったことがあるとしても、別の職場なら同じように女性が多い職場でも楽しくやっていける可能性はあります。
結局のところ職場の人間関係については入ってみないと分からないことが多いですから、あまり決めつけも良くないと思います。
「すごい働いてみたい会社があるけど社員が女性ばかりらしいからやめよう」というのはもったいない気もします。
女性ばかりの職場で上手くやっていく方法
最後に、女性が多い職場で上手くやっていく方法を伝授します。
全ての職場に当てはまるとは限りませんが、少なくとも「嫌われにくく」はなると思います。荒波立てずに平穏にやっていきたいと思っている方は参考にしてみてください。
- 悪口を言わない、同意しない
-
女社会では悪口を言うとかなりの確率で本人や他の人の耳に入ります。なので人の悪口を言うのは厳禁です。
また他人が言った悪口に対して乗っかってしまっても「○○さんも一緒にこう言ってたよ」と言われてしまうので、むやみに同意するのも良くありません。
さらに、悪口を言っている人に対して「そういう事言うの良くないよ」と真っ向から否定するのも角が立ってしまい、後々のトラブルの元となってしまいます。
人の悪口に対して同意を求められても否定せず・同意もせずに上手くスルーできる能力を身に付けましょう。
- 男性に媚びない
-
男性社員にどう接するかはみんな目を光らせて見ています。そのため女性と男性で態度を変えたり、媚びたりするような言動はもってのほか。みんな平等に接しましょう。
自分は普通に接しているつもりなのに「媚びてる!」と言われてしまうような時は、女性社員の前では男性と接する機会を極力避けることも一つの防衛策です。
- 派手な恰好はしない
-
可愛い服や小物は女性ウケもいいですが、方向性を間違えると「男受け狙ってる!」と言われてしまいますし、ブランド物のバッグなどは「誰にもらったの?」「自慢?」と色々詮索されてしまいます。
出る杭は打たれるということで、標的にされないためにはあまり目立つ服装は避けた方が無難です。周りに溶け込むくらい~やや地味くらいの恰好を心掛けましょう。
- 周りのルールに従う
-
女性が多い職場には、公然のものから暗黙のルールまで様々なルールが存在します。働いているうちに何となく分かってきますから、それに従いましょう。
よくあるのは、
- お菓子を持参して配る
- お昼には後輩がお茶を用意する
- お局様の言う事には逆らわない
などですね。
これらの事を実践すれば女性が多い職場でもそれなりに上手くやっていけると思います。が、こうして見ると非常に面倒臭く感じますね。
そんなことやってられない、周りと同レベルになるのは嫌だという方は、周りの人達と一定の距離を置いて「一匹狼」のスタンスをとるといいでしょう。
ただ我関せずで完全に孤立しようとするとかえって目立って反感を買ってしまうので、雑談くらいはしつつもお昼は一人でランチに…といった程度なら上手くいくと思います。
職場は働くところですから、人間関係が悪かろうと仕事さえできればいいという考え方もあります。
しかし1日の大半を過ごす場所ですし、職場のチームワークは結果的に仕事にも影響してきますから、人間関係が良いに越したことはありませんよね。
職場の人達と上手くやっていきたいと思ったら、ある程度は周りに自分を合わせることも必要です。
もし女性が多い職場で働く機会があったなら、女性が多い職場の特徴を把握し、上手くやっていけるように努力してみてください。
職場選びに失敗しないための就活法
自分には女性が多い職場の方が合ってるかも、または男性が多い職場の方が向いてるかな、といったことが何となく分かったら、仕事探しの際はその条件を元に探すことになります。
ですが、求人票には男女それぞれの人数までは記載されていないこともあります。そうなると男性が多い職場なのか女性が多い職場なのかというのが判別できません。
会社のホームページに載っていればいいですが、そこにも記載がなければあとは面接で聞くくらいしか調べる手段がありません。
しかし面接の場で聞くということは少なくとも応募して書類選考を突破しなくてはいけませんから、できるならそこまでする前に知りたいですよね。応募前に分かれば自分の希望と合わない場合はわざわざ応募しなくて済みますし。
そういった場合に便利なのが、就職支援サイトを使った仕事探しです。
就職支援サービスでは求人先に関する詳しい情報を持っていて、ハローワークや求人サイトの求人票には載っていないような職場の雰囲気や具体的な仕事内容といったことまで把握していたりします。
そのため、自分で仕事を探す時よりも事前に得られる情報が増えます。事前に得られる情報は多ければ多い程ミスマッチを防げるので良いですよね。
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