女ばかりの職場は避けたい
女ばかりの職場ってどうなの?
新しい仕事を探す際、職場の人間関係がとても気になるという方は多いと思います。
今まで人間関係が原因で退職したことがある方、もしくは直接の原因にはならなかったもののかなり痛い目に合ったことがある方は、次はなるべく人間関係が良好な職場を選びたいですよね。
そして、職場の人間関係に悩まされるのは男性よりも女性に多いのではないでしょうか。
仕事に限らず、一般的に男性より女性の方が人間関係でこじれることが多いですよね。ママ友同士の関係なんかも大変そうです。
どうも女性が多く集まると、派閥が出来てリーダー的存在の人が現れたり、派閥同士の争いが起きてしまったりするんですよね。
そしてその争いは殴り合いのケンカではなく、陰口やシカト、ミスの擦り付け合いなどの陰湿なものとなります…。
このページをご覧の方の中にも、女性同士の争いに巻き込まれてある事ない事言いふらされたり、ランチの時に急に輪から外されたといった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もしかするとご自身が派閥のど真ん中にいて、あらゆる手を使って敵対する女性陣と争ってきたという猛者もいらっしゃるかもしれませんが(^^:;
女ばかりの職場あるある
実際に女性が多い職場で勤めた経験のある人の声を集めてみました。
否定的な意見
- 休憩室は悪口・陰口のオンパレード
- 噂話がすごい
- 社内の情報通が必ず一人はいる
- すぐマウンティングしてくる
- 輪を乱すと弾圧される
- 気分屋の人に振り回される
- 仕事の文句たらたら
- 仕事以外での揉め事も多い
- 嫉妬が凄い
- 男性社員がいると「色目を使ってる」とかの理由でモメる
やはり悪口が多いというのはよく聞きますね。「自分がいないところでは自分の悪口も言われてそうで怖い」という人が多かったです。
また仕事とプライベートの線引きがあいまいな人も多いようで、失恋して仕事中に泣き出す人がいたり、彼氏とケンカしたせいで1日中機嫌が悪くなる人もいるみたいです。
あと女性のみの職場と少しの男性がいる職場とではまた違うようで、男性が絡むと嫉妬や妬みなどで一気に殺伐とした雰囲気になる事もあるようです。
好意的な意見
- いつもお菓子を持ち寄って交換してる
- 恋バナで盛り上がる
- ドラマやファッションの話で盛り上がる
- 男性がいないから色々気を使わなくていい
- プライベートでも遊ぶ友達ができる
女性ばかりの職場に対する感想や意見を集めるとどうしても悪い印象のものが目立ってしまいますが、もちろん好意的な意見もたくさんあります。
当然ですが女性ばかりの職場はすべて人間関係が悪いというわけではありませんから、メンバーによっては「女性特有のネチネチした感じ」にはならず、みんな仲が良くて楽しく過ごせる職場もあるようです。
やはり女性同士集まるとおしゃべりが盛り上がりますから、お昼休みや仕事の後など、女性同士お互いのプライベートや仕事の愚痴など様々な話題で盛り上がれるのが良いという意見が多くありました。
歳の近い女性が集まれば共通の話題が多いので色々盛り上がって楽しいようですし、逆に歳が親子ほど離れている場合は良き相談相手として頼れる存在になっていることもあるようです。
また子育て中ママが多い環境なら、育児の事を相談しあったり情報交換の場にもなったりするようですね。
女性同士の争いはもうウンザリ…
女性ばかりの職場にも色々ありますから、中には女性が多い職場の方が楽しいと感じている女性もいます。
しかそういった職場に当たるのはラッキーで、残念ながら多くの場合はあまり良好な人間関係ではなかったり、何らかの問題を抱えていたりするようです。
そのため一度「もう女同士の争いはこりごり…」という経験をした方は、次の職場を探す際は無難に女性ばかりの職場は避ける傾向があるようですね。
また学生時代から男友達の方が多かったというような、そもそも女性同士の付き合いが苦手という方もいると思います。
数人でつるんでいつも一緒にいるのが好きじゃないとか、職場の人達とプライベートな話はしたくない、彼氏のことを根掘り葉掘り聞かれるのは苦痛というタイプの方ですね。
そういった感じで職場ではドライな人間関係を望む方も、最初から女性が多い職場を避けて、男女比が同じくらい、もしくは男性が多い職場を希望しているのではないでしょうか。
このように、職場の人間関係と男女比とは密接に関係してきます。ですから職場選びの際には、職場の男女比についてもよく考えた方がいいですね。
女性が多い職場・男性が多い職場
では女性が多い職場、そして逆に男性が多い職場には、具体的にどんな職場があるのでしょうか。
まず女性が多い職場といえば、
- 医療関係(看護師、介護士、薬剤師など)
- アパレル関係
- 美容関係
- 保育士
- 受付、秘書
などでしょうか。医療系は女性の割合が多いですね。
他にはファッション・コスメ関係、下着メーカーなど、女性用の用品を扱う会社も女性社員が多い傾向があります。
一方で女性が少ない(男性が多い)職場というと、
- 土木・建設業界
- バス・タクシー運転手
- 開発職・技術職
- 不動産営業
- プログラマー、SE
などがあります。主に力仕事、技術職に多いでしょうか。
最近はバス・タクシーの運転手や競馬の騎手、ボートレーサーなんかでも女性を見かけるようになりましたが、一般的には男性ばかりの職場に女性がいるとしたら、事務員として働いているケースが多いですね。
ですから事務で働く場合、事務職自体は女性が多いのですが、どんな職場で働くかによって環境は大きく変わってきます。
女性ばかりの職場が苦手という方は、男性が多い職場に事務職として就職するか、男性が多い業界に就くためのスキルや資格を習得してみてはいかがでしょうか。
男ばかりの職場で働くメリット・デメリット
ただ、女性ばかりの職場を避けたいからといって、男性ばかりの職場を選ぶのが必ずしも良いとは限りません。
男性ばかりの職場に女性が1~2人だけという状況も好き嫌いが分かれると思います。メリットが多い反面、デメリットに感じる部分もあるからです。
男性ばかりの職場では女性が行うべき暗黙のルールみたいなもの(お茶汲みや来客対応など)があったりします。なのでそういった事に気が利く女性じゃないと上手く立ち回れないかもしれません。
また女性の同僚がいないことに寂しさを感じる方もいます。女性同士でしか話しにくいこともありますし、仕事の愚痴や悩みも同じ立場の女性社員の方が話しやすいですしね。
それに単に話し相手という意味合いだけでなく、例えばセクハラを受けている時なんかも異性より同性の方が相談しやすいと思います。
他にもトイレが男女共有だったり、女性用の更衣室やロッカーがないなど、女性が働くにあたって職場の環境に問題がある場合も少なくないようです。
逆にメリットを挙げると、基本的に男性ばかりの中に紅一点となると、多くの場合は男性陣から大事に扱ってもらえます。
そのため、女性が少なくて男性が多い職場だと凄く居心地が良いからこっちの方が好きという女性も多いです。
そう聞くと「どうせ若い子やかわいい子だけでしょ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、意外とそんなことはなく、容姿は関係なく明るくて人当たりの良い女性なら大抵どこへ行ってもかわいがってもらえますよ。
それに男性が多い職場では50代前後のおじさん世代の割合が多いですから、30代~40代の女性でも十分若い子扱いしてくれますし、逆に若い男の子からはお姉さん・母親のように慕われたりもします。(それが良いかどうかは別として)
このように男性が多い職場にもメリット・デメリットはあります。このあたりは好みの問題なので自分が居心地が良いと感じる職場を選べばいいと思います。
応募する会社の男女比を調べる方法は?
では、会社の男女比はどうやって調べたらいいのでしょうか。
まずは職種で大雑把に判別できます。先ほども挙げましたが、仕事によって男性が多い・女性が多いというある程度の傾向はあります。
例えば保育士だとまだまだ女性の方が圧倒的に多いですから、男性職員の方が多い保育園というのはまずありません。となれば、保育士の求人なら女性が多い職場だと判断できますね。
ただこうした分かりやすい仕事ならいいのですが、大抵の場合は会社名や職種を見ただけでは男女の割合までは判断できないと思います。
そうなれば次に真っ先に見るべきなのは求人票です。求人票の中に社員数の記載があれば、そこに男女それぞれの人数も一緒に記載されていることがあります。
またはっきりとした人数までは言及されていなくても、「女性が多く活躍している職場です」といった文言や、職場の仕事風景の写真などからもある程度予想できます。社員の集合写真などもわかりやすいですね。
もし求人票を見ても判断が付かなかった場合は、会社の公式サイトをチェックしてみてください。
- 採用情報(採用ページ)
- 会社概要
- スタッフ紹介
- 社員インタビュー
- よくある質問
などのページに記載されていることがあります。
そもそも応募先のHPをチェックするのは企業研究の上でも基本中の基本なので、隅々までチェックするといいですね。職場の男女比についてのヒントが隠れている場合もあります。
そして公式ホームページにも載っていないとしたら、いよいよ調べる方法が限られてきます。
ネットで情報収集するのもいいですが、古い情報や誤った情報も含まれるため信憑性に欠けます。誰か知り合いが働いていれば聞いてみるのも手ですが、応募先企業に知人が務めているなんてそんな都合の良い話はそうそうありませんよね。
そうなった時に便利なのが、就職支援サービスです。
就職支援サービスでは求人先企業と求職者を上手く結びつけるために、企業・休職者の両方から詳しい情報を聞き出します。そのため求人先企業に関する詳細な情報を色々と持っているんです。
その中には当然職場の男女比も含まれるでしょうし、もし紹介された時点で分からなかったとしても、こちらから質問したら代わりに企業担当者に問い合わせてくれるでしょう。
個人でも面接の場で質問すればこうした情報を手に入れることはできますが、それは面接まで進めたらの話ですよね。それに、希望条件に合わないかもしれない求人まで片っ端から応募して毎回面接で聞くのは効率的ではありません。
就職支援サービスなら応募前から情報収集することができますし、そもそも最初から「男性が多い職場で働きたい」「女性が多い職場は避けたい」などの希望を伝えておけば、条件に合った求人だけを紹介してもらえるのではるかに効率的です。
ですから今回のように職場の男女比を知りたいとか、他にも服装自由な職場がいい、平均年齢が若い職場がいいなど細かい希望条件から仕事探しをしたいという場合には、就職支援サービスはとても役に立ちます。
無料で利用できるので、就職活動の際はぜひ活用してみることをおすすめします。
女性フリーターの就活に活用したい就職支援サービス
求人先の詳しい情報が知りたい、情報収集をしっかり行いながら就活したいという女性フリーターにおすすめの就職支援サービスをご紹介します。
どれも若年者・フリーター向けとなっているので、未経験からの就職でも大丈夫ですよ。
就職Shop
就職Shopはリクルートの若年者向け就職支援サービスです。
扱う求人は就職Shopの担当者が100%取材済みなので、求人票だけではわからないような詳しい情報も提供してもらえます。
職場の男女比についても教えてもらえるはずなので、働きたい希望の条件が決まっていれば積極的に伝えるといいでしょう。
自分らしく働ける職場、自分に合った仕事を紹介してもらえるので、就職後も長く働ける会社と出会えます。
就職Shopでは就職成功した人の4人に3人が正社員未経験ということなので、正社員経験ゼロの女性フリーターもしっかりと内定までサポートしてくれます。
【対応地域】
東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都
ハタラクティブ
ハタラクティブは20代を対象とした就職支援サービスです。
フリーター、既卒、第二新卒、ニートの未経験からの正社員就職をサポートしてくれます。
ハタラクティブでは実際に企業を取材して、求人企業について幅広い情報収集を行っています。求人サイトには載っていない情報も豊富なので、職場の男女比についても把握している可能性が高いです。
就活アドバイザーがマンツーマンで対応してくれるので、分からないことはどんどん質問できます。
また若年層に特化しているので、未経験歓迎求人を豊富に扱っています。社会人経験ゼロでもしっかりサポートしてくれます。
面接日や入社前の調整、入社後のフォロー連絡などのきめ細やかなサポートを受けられるので、初めて就活を始める方にもおすすめです。
【対応地域】
東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、福岡
職場の問題は女性が多いことだけが原因とは限らない
ちなみに、「人間関係が上手くいかないのはすべて女だらけの職場のせいだ!」と決めつけてしまっている方もいらっしゃるかもしれませんが、すべてがそうであるとは限りません。
トラブルメーカーが居れば男女関係なくいざこざは起こります。職場で嫌われやすいタイプはどこに行っても嫌われます。
ですから何でもかんでも周りのせいにせず、まずは自分自身に何か人間関係が上手くいかなくなる原因がないかを考えてみましょう。もしかすると自分に原因があるかもしれませんよ。
職場は仕事をする場所ですから、仕事をしっかりしないというのは職場で一番の嫌われる原因です。仕事ができないというよりはいつもサボっていたりして誠意がない人ですね。
あとは必要以上に壁を作っている場合も周りに不快感を与えやすいです。仕事以外は一切関わりたくない、女同士のいざこざに巻き込まれたくないという気持ちも分かりますが、ちょっとした空き時間や休憩中などにたわいもない話をするくらいはコミュニケーションを取った方が角が立ちません。
そして、そもそも人間関係の問題は男女関係なく起こります。つまり男性が多い職場にもメンバーによっては陰口やいじめ、妬みなどの問題は起こるということです。
ですから男性ばかりの職場で働くからといって、「もう人間関係のことで悩まなくてもいいんだ!」と安心はできません。そこはしっかりと覚えておきましょう。